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アルコール類は、コメ、ムギ、イモ、サトウキビなどのデンプンを発酵させてつくる。 そのことを誰でも知っているから、なんとなくデンプンの仲間だと思ってしまうが、じつは、アルコールが体内で分解される代謝のシステムは、デンプンのそれとはちがう。
アルコールの代謝は脂肪が脂肪酸に変化していく代謝系で、むしろ油類の代謝系といえる。 コメのスープというより、テンプラ油を薄めて飲んでいると思ったほうがいいだろう。
だから、酒を飲むと肝臓に負担がかかる。 胃から吸収され、血管を通して運ばれてきたアルコールを分解するのが肝臓である。
その代謝の過程で、大量の活性酸素が出る。 2日酔いというのは、肝臓が大量に送られてくるアルコールを処分しきれず、いつまでも働いているため、大量の活性酸素が出つづけている状態のことである。
そこでトマトのリコピンが活躍してくれる。 リコピンは肝臓の中にたくさん蓄積されて、そこで発生する活性酸素を消してくれる。
トマトジュースを酒を飲む前に飲んでおくと、2日酔いせずにすむというのはそういうわけだ。 レッドアイやブラッディマリーなど、トマトジュース系のカクテルが悪酔いしにくいというのも、そうした理由からである。
というわけで、どうせ酒を飲むなら、事前にトマトジュースを飲んでおくといいとアドバイスしておこう。 コップ一杯のトマトジュースを飲んでおけば、よほどの大酒でもしないかぎり、まず、悪酔いしない。
翌朝、スッキリと目覚めることができる。 ちなみに、トマトジュースのリコピンが血液中に出はじめるのは、飲んでから1時間ぐらいたってからだ。
酒の席につく少なくとも2時間ぐらい前に、コップ1杯をぐっと飲んでおくといい。 なんだか、酒やタバコをやるためにトマトジュースを飲めと勧めているようだが、アルコールとタバコが健康の大敵であることはいうまでもない。
誤解してもらっては困るが、私はトマトジュースを毎日飲んでいれば、酒もタバコも大丈夫などと、無責任なことをいうつもりは毛頭ない。 カラダにいちばんいいのは、なんといっても酒もタバコもやらないことである。

ついでにトマトジュースを毎日飲めば、もっといいとも思いますが。 びっくり、93歳の会長が入社式で訓示日本で最初にトマトソースを本格的に製造したのはI氏である。
I翁は明治32年(1899年)、トマトやキャベツ、ダルマニンジン、タマネギなど、西洋野菜の栽培をいち早く手がけ、販売した篤農家である。

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